御本殿

<御祭神> 神祖熊野大神櫛御気野命(かぶろぎくまののおおかみくしみけぬのみこと)素戔嗚尊(すさのおのみこと)

<祭  日> 10月14日

<説  明> 熊野大社のご祭神熊野大神がお祀り
         されています。
         大社造り。入母屋の妻入り。内部は田の
         字型の4つの部分に分かれています。
         現在のものの軸立は昭和23年(1948)、
         屋根は檜皮葺きであったが、昭和53年
         (1978)銅板葺きに改めました。
         現在の社殿は昭和53年(1978)に幣殿と
         拝殿を増築して完成しました。
         原始は現在の「天狗山」の山頂付近にある
         巨大な岩(磐座)があり、そこに祭祀され、
         その地は「元宮ヶ成(げんぐがなり)」と
        
呼ばれています。

稲田神社

<御祭神> 櫛名田比売命(くしなだひめのみこと) 足名椎命(あしなづちのみこと) 手名椎命(てなづちのみこと)

<配  祀> 御前神(みさきのかみ) 速玉之男命(はやたまのおのみこと) 奇八玉命(くしやたまのみこと)

<合  祀> 火知命(ひしろのみこと) 建御名方命(たけみなかたのみこと) 大物主神(おおものぬしのかみ)

<祭  日> 4月13日


<説  明> 素戔嗚尊の御后神がお祀りされています。
         明治39年政府の神社整理「一村一社制」
         により熊野村内にあった多数の神社を
         明治41年に稲田神社と伊邪那美神社に
         合祀しました。

         稲田神社には6社合わせ祀られています。
         現在の社殿は明治42年(1909)に建て
         られたものです。

伊邪那美神社

<御祭神> 伊邪那美命(いざなみのみこと)

<配  祀> 速玉之男命(はやたまのおのみこと) 事解之男命(ことさかのおのみこと) 大田神(おおたのかみ) 衢神(くなどのかみ)
         埴山姫命(はにやまひめのみこと) 天児屋根命(あめのこやねのみこと)

<合  祀> 王子神(おおじのかみ) 素戔嗚尊(すさのおのみこと) 大山祇神(おおやまつみのかみ) 戸山祇神(とやまつみのかみ)
         事代主命(ことしろぬしのみこと) 応神天皇(おうじんてんのう) 山雷神(やまいかづちのかみ)

 爾保津姫命(にほつひめのみこと) 羽山祇神(はやまつみのかみ) 岐神(ふなどのかみ) 長道磐神(ながみちはのかみ)

 煩神(わずらいのかみ) 開囓神(あきぐいのかみ) 千敷神(ちしきのかみ) 大雷(おおいかづち) 火雷(ほのいかづち)

 土雷(つちいかづち) 稚雷(わかいかづち) 黒雷(くろいかづち) 山雷(やまいかづち) 野雷(のいかづち)

 裂雷(さくいかづち) 菊利姫命(くくりひめのみこと) 泉守道人命(よもつちもりのかみ)

<祭  日> 10月15日


<説  明> 素戔嗚尊の御母神がお祀りされています。
         明治39年政府の神社整理「一村一社制」
         により熊野村内にあった多数の神社を
         明治41年に稲田神社と伊邪那美神社に
         合祀しました。
         伊邪那美神社には19社合わせて祀られて
         います。
         もともと熊野大社から400mほど離れた
         「上の宮」で祀られていましたが、上記の
         政府の政策により現在の場所に移され、
         祀られるようになりました。

荒神社

<御祭神> 素戔嗚尊(すさのおのみこと)

<相  殿> 高龗(たかおかみ) 闇龗(くらおかみ) 闇罔象(くらみつは)

<祭  日> 11月1日

<説  明> 素戔嗚尊がお祀りされています。
         明治39年政府の神社整理「一村一社制」
         により熊野村内にあった多数の荒神、水神、
         氏神を明治41年に合祀しました。
         相殿に祀られている三神は甘雨を降らし、
         霖雨を止める神との深厚な信仰があります。
         また、このお社の右横奥には「御神水」が
         湧き出ていて頂けるようになっています。

稲荷神社

<御祭神> 倉稲魂神(うがのみたまのかみ)

<祭  日> 8月1日

<説  明> 素戔嗚尊の御子神がお祀りされています。
          人間が生きるに欠くことの出来ない『米』を
          はじめとする食物を豊饒に霊幸え給う神
         です。
         このお社の前には奉納された朱塗りの鳥居
         がたくさんならんでいます。